堺市医師会への医療用手袋緊急寄贈について
【ご報告と御礼】 2021.6.7 本奉仕事業がRI2640地区『2020-21年度 意義ある奉仕賞』に選ばれました。 ご協力いただきました関係の皆さまならびに会員各位に心より感謝申し上げます。 2020-21年度 会長 東野裕暢 |
「医療用ゴム手袋」調達危機を受け、堺市医師会に医療用手袋10万枚緊急寄贈
コロナ休会に二つの意味を持たせて
(本奉仕事業の地区への報告)
堺RCでは奉仕事業として当初、堺市内の学校現場へのコロナ対策支援を検討、社会奉仕フォーラムなどで教育委員会より学童における緊迫度等現状を拝聴していました。その後“今必要な”奉仕は何かを更に議論を重ねた結果、むしろ医療現場における逼迫、緊張への貢献をこそ優先すべきとの結論に達しました。
そこで、堺市医師会と緊急協議し、現下“医療用手袋不足”への貢献が最優先との判断に至りました。即、国内ルートと海外ルートであたってみたところ、医療器メーカーの情報によれば、極度の品薄で我々が国内で調達できるような状況に無いとの事。海外ルートでは、ニトリルを中心にリサーチしたところ、最大供給地のマレーシアでは、出稼ぎ従業員に大量のコロナ感染者が出た為、同国内の47カ所の工場のうち、20カ所が操業停止に至っている様で価格暴騰中。且つ発注単位も問題、出荷から輸送に掛かる期間も問題と判明。
そのリサーチの間、会員の安全と医療への貢献を図るべく例会休会中であったオンラインミーティングで、繰り返し”医療用手袋不足”への貢献策を議論し続けました。
その結果、①ニトリルクラスでなくても相応の医療用の手袋ならば有用な場面があり必要 ②ニトリル以外であれば調達できるかもしれない、との二つの重要な結論に達し、各会員の専門を生かし実働開始。なるほどクラスの違う医療用手袋であれば調達可能性があり、且つ堺医師会も「それも大変有難い」との意向を確認。各医療現場への配布は医師会でご担当願えるとのスキームが組み上がり、1月19日(火)に医療用手袋10万枚寄贈できました。オンラインミーティングでの発案から1週間以内での供給となり、現下の医療現場状況に鑑みるとこのスピードも重要であったと思われます。
肝心の資金も緊急に臨時理事役員会を開催し、今年度の休会中の浮いた例会費を充てる事で「休会したこと自体が感染予防以外にも具体的な意味を持つ(貢献に繋がる)ことになる」との思いを会員全員で共有する事となりました。
パンデミック状態も道半ば、更に“今必要な”奉仕の上積みを目指し、堺RC会員一同邁進します。
そこで、堺市医師会と緊急協議し、現下“医療用手袋不足”への貢献が最優先との判断に至りました。即、国内ルートと海外ルートであたってみたところ、医療器メーカーの情報によれば、極度の品薄で我々が国内で調達できるような状況に無いとの事。海外ルートでは、ニトリルを中心にリサーチしたところ、最大供給地のマレーシアでは、出稼ぎ従業員に大量のコロナ感染者が出た為、同国内の47カ所の工場のうち、20カ所が操業停止に至っている様で価格暴騰中。且つ発注単位も問題、出荷から輸送に掛かる期間も問題と判明。
そのリサーチの間、会員の安全と医療への貢献を図るべく例会休会中であったオンラインミーティングで、繰り返し”医療用手袋不足”への貢献策を議論し続けました。
その結果、①ニトリルクラスでなくても相応の医療用の手袋ならば有用な場面があり必要 ②ニトリル以外であれば調達できるかもしれない、との二つの重要な結論に達し、各会員の専門を生かし実働開始。なるほどクラスの違う医療用手袋であれば調達可能性があり、且つ堺医師会も「それも大変有難い」との意向を確認。各医療現場への配布は医師会でご担当願えるとのスキームが組み上がり、1月19日(火)に医療用手袋10万枚寄贈できました。オンラインミーティングでの発案から1週間以内での供給となり、現下の医療現場状況に鑑みるとこのスピードも重要であったと思われます。
肝心の資金も緊急に臨時理事役員会を開催し、今年度の休会中の浮いた例会費を充てる事で「休会したこと自体が感染予防以外にも具体的な意味を持つ(貢献に繋がる)ことになる」との思いを会員全員で共有する事となりました。
パンデミック状態も道半ば、更に“今必要な”奉仕の上積みを目指し、堺RC会員一同邁進します。
以上